14 Oct 2019

こんにちは!
せりえ鍼灸室 江橋恵子です。
「毎日の抱っこで肩こりはもちろんですが、もう手首が限界なんです…」
「授乳中、赤ちゃんが眠ると重さ倍増で…添い乳はうまくできないし…でももう腕が取れてしまいそう…」
産後のお母さんから腕が、手首が、もう限界です…っとよくお話を伺います。
そんな時、少しでも軽くなる方法はないか…
鍼灸マッサージによる効果、またせりえ鍼灸室でお伝えしている方法をお伝えしていきます。
まず腱鞘炎は、痛みのある部分は使わずにお休みさせてあげて、炎症が引くのを待つことが多いですが
産後のお母さんは、抱っこをお休みできるかというと非常に難しく、育児にプラスして
日常の買い物、お皿洗い、料理、洗濯物…どれも腕、手首を使うものばかりです。
そんな時、どうしたら良いでしょうか。
・まずせりえ鍼灸室では行っている施術について☝
鍼灸マッサージにより、炎症を少しでも引けるよう施術を行います。
痛みのある部位だけではなく、首肩のこり、背中、腰の張りをしっかり取り
腕、手首だけで赤ちゃんを抱くのではなく、身体全体を使えるようにしていきます。
そうすることで、手首、腕の緊張、痛みが少しずつ引いていきます。
痛みのある部位が落ち着いていくだけではなく
身体全体の緊張が取れることで、母乳の出がよくなり、赤ちゃんだけではなく
お母さんの育児興奮モードから徐々にリラックスしていき
短い時間でもぐっすり眠れるようになっていきます。
そうすると眠っている時間に身体は回復していき
通常よりも早く炎症が収まっていき
身体だけではなく、心も少し落ち着いていきます。
一人ひとりお身体の表れている症状は異なりますので
細かく説明することは難しいですが
ポイントは身体全体をしっかり診ていくことです。
・せりえ鍼灸室でお伝えしているワンポイントアドバイス☝
腱鞘炎がひどく、サポーターをするとかなり楽になる方も多いので
お辛いときはサポーターを併用することも1つの作戦になります。
注意していただきたいのは、眠っている間もつけている方もいらっしゃいます。
せりえ鍼灸室では、眠るときは外してね。とお伝えしています。
サポーターはかなり締め付けるもが多いです。
眠っている間は外し、少しでも炎症がひくように締め付けない方がおすすめです。
もう1つ、抱っこしながらの授乳姿勢について。
せりえ鍼灸室では抱っこの姿勢を実際に見ながらお話することが多いので
こちらも必ず全員が全員そうとは言い切れませんが
抱っこして授乳されている方に多いのは
お母さんの膝と赤ちゃんの背中の間に大きめのクッションを入れてあげるだけでも
手首、腕の負担がかなり楽になる方が多いです。
添い乳ができるようになると更に楽になりますので
赤ちゃんの様子を見ながら一緒に見ていきます。
育児は、核家族では本当に難しい時代になってきました。
上手に周りを頼り、周りの人を巻き込みながら
みんなで共有しながら、赤ちゃんと一緒に暮らしてきたいですよね。
しかし難しい現状が目の前にあり
その中で模索しながら、葛藤しながら
なんとか過ごしている方が非常に多く感じます。
市町村の制度、産後ケアなど
その家族にあった関わり方を私たちも一緒に考えていきます。
せりえ鍼灸室が第2の実家のように
いつでもお待ちしています。