1 Nov 2017
こんにちは!
せりえ鍼灸室の江橋恵子です。
昨日はハロウィンでしたね🎃🎃
ハロウィンパーティーに仮装をしてお出かけされた方も多いのではないでしょうか。
さて寒い秋冬は特に身体が縮こまってしまい、肩こりを感じる方が多くなります。
そもそもどうして肩こりは起こるのか。
西洋医学と東洋医学の両面から説明させていただきます。
「肩こり」に該当する英語が存在しないことは皆様ご存知ですか?
外国の方は肩が凝らない。という訳ではないのですが、どうやら肩がこるという概念が無いようです。
それに比べて「肩こり」は日本で最も治療頻度が高い疾患のひとつとされています。
「肩のこる関係」、「あの人といると肩がこる」などと
人間関係を肩こりで表現するのも日本人特有の文化的傾向と言えるかもしれません。
そもそも肩こりとは首から肩、肩甲骨の間、前胸部
時には腕あたりまでを含め
緊張感、こり感、辛さ、不快感などを訴える状態と考えられています。
又、筋肉に緊張がなくても、首から肩に辛さを訴えることもあります。
肩こりは様々な要素が複雑に絡み合って発症する事が多く
西洋医学的に考えると大きく次の4つように分けることができます。
①肩、首、背中、胸などへの負荷で肩がこっている場合で、肩周りの筋肉の疲労による肩こり
②頚椎症、むちうち後遺症などによる肩こり
③ストレスや疲労、睡眠不足などによる肩こり
④内臓諸臓器の問題(便秘・婦人科疾患・胆石など)による肩こり
次は東洋医学的に考えて行きましょう!
そもそも人間には「自然治癒力」と言うものを持っています。
自然治癒力とは生まれながらにして持っているけがや、病気を治す力のことです。
そのように考えると肩こりは自然治癒力により、自然に治る症状です。
肩こりの考えられる原因とし特に①や③に該当する方で
肩こりが何日も治らなかったり、くりかえしてしまっている場合は
自然治癒力が低下してしまっている、自分で治すことができないほど体の元気が低下してしまっているのです。
そうすると、固まっている筋肉をほぐすだけでは
根本的な治療にはつながりません。
その場では症状は治りますが、すぐに戻ってしまったり
弱っている体にとって刺激が強すぎると、もみかえしといわれるような、のちに痛みがでてしまうことがあります。
そのようなことを防ぐために当院のマッサージでは
自然治癒力を十分に発揮できるよう体の元気の底上げをし
自分の力で治せる体作りを提案させていただいています。
そのため、肩こりの症状を治したい!
と当院へ来院された方は
肩の調子も最近良いし、肌のトーンもあがって、夜もぐっすり眠れるようになった!
など体全体の調子がよくなっていきます。
肩こりの原因として②や④に該当する方には
原因となっている疾患を完治させることは難しいですが、医療機関と連携を取りながら身体全体の様子をみて
2次的におこっている肩こりに治療を行い、症状が和らぐ方もいらっしゃいます。
肩こりは決して悪いものではなく、体の様子を教えてくれている大切なサインです。
肩こりがあり、最近なんだか調子が悪い…
そのようなときは当院のマッサージをおすすめします。
気になる症状や改善したい体の悩みなどいつでもお電話ください。
TEL:045-262-5550
寒い日が徐々に増えてきましたね。
温かくしてお過ごしください。
次回はみなとみらい夢クリニックの学習会に参加してきましたので、報告させていただきます。
お楽しみに!!
(参考文献:レディース鍼灸)